
公園の中は本来なら若い家族連れや小さな子どもたちの声が聞こえるはずですが、夕暮れ時のためか静まりかえっていました。
木橋と木道が連なるハスやスイレンが咲く池とワサビ畑を抜け、ススキとパンパスが生い茂るこの場所に腰を下ろし画材を出しスケッチ画を描き始めました。
高木の陰に陽が落ち、人の姿のない静寂の空間を描きたいと思い、この場所を選びました。高齢者の自分の姿を照らし合わせ考え深いものがありました。
華やかな花がない場所は枯草が繁茂し風に揺られ物寂しい中に、枯れ始めたススキと大きな綿菓子のようなパンパスがこれから来るであろう寒い冬の訪れを待っている様でもありました。
厳冬が過ぎると、その後には待ち遠しい早春の日光が差し込み、木の芽から花芽や新緑の葉が出て美しい樹木が生い茂ることでしょう。
公園には若い人や子どもを連れた家族が散歩をしたり、遊びに来られる人びとに魅せてくれるでしょう。

石井 孝男(いしい・たかお)
東京都建築士事務所協会賛助会員、三協株式会社
1967年 東京都立大学大学院工学研究科土木工学専攻修了後、日本道路公団入社/東海大橋・東名阪(基礎三川)橋・若戸大橋拡幅・東名改築等に携わる/1993年 同公団退職、石川島播磨重工業入社/1994年 東京都立大学大学院博士(工学)の学位授与/1995年 武蔵工業大学非常勤講師、2006年IHI退社/2009年三協(株)入社、現在に至る
1967年 東京都立大学大学院工学研究科土木工学専攻修了後、日本道路公団入社/東海大橋・東名阪(基礎三川)橋・若戸大橋拡幅・東名改築等に携わる/1993年 同公団退職、石川島播磨重工業入社/1994年 東京都立大学大学院博士(工学)の学位授与/1995年 武蔵工業大学非常勤講師、2006年IHI退社/2009年三協(株)入社、現在に至る
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タグ:思い出のスケッチ







