令和6年度第2ブロック全国大会研修旅行
第2ブロック|令和6(2024)年10月11日~13日@福井、金沢
宮崎 耕介(文京支部副支部長、一級建築士事務所studio momonga)
 10月11日に開催された第46回全国建築士事務所全国大会に合わせ、第2ブロック(文京区、台東区、北区、荒川区)合同による研修旅行として、福井県と石川県を訪問した。
 天候にも恵まれ、令和6(2024)年3月に北陸新幹線が敦賀まで開通しより身近となった北陸の地で、著名な建築物を見学することにより知見を広めるとともに、参加者間の懇親を深めることができた。
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(2022年竣工、設計:内藤廣)の前で記念撮影。
一乗谷朝倉氏遺跡の復元されたまちなみ。
1日目(10月11日、一乗谷、芦原温泉)
 北陸新幹線に乗り込み、11名(1名が2日目から合流)で東京を出発後、早速、車内でプチ宴会の開会となった。
 定刻どおり福井駅に到着した一行は、全国大会会場に前乗りしていた2名と合流し、九頭竜線に乗り換え、最初の目的地である一乗谷へ向かった。
 一乗谷では、内藤廣設計の「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館」を見学。その後、国の特別史跡である一乗谷朝倉氏遺跡へ移動し、両側から山並みが迫る圧倒的な景観を楽しみつつ、武家屋敷や町屋が再現された復原まちなみをぶらりと散策した。
 この日の宿泊地は、福井県屈指の温泉街芦原温泉。懇親会では、自己紹介を挟みつつ、増した酒量とともに、初日の夜は更けていった。
福井県立恐竜博物館(2000年竣工、設計:黒川紀章)。2023年にリニューアルオープンした。
福井県立恐竜博物館内部。4層吹き抜けの動線空間。
2日目(10月12日、東尋坊、永平寺、福井恐竜博物館、金沢)
 この日は、貸し切りバスでの移動となり、まずは、「世界三大奇勝」に数えられ、崖っぷちに数々の犯人が追い詰められた東尋坊の見学からスタートした。
 遊覧船に乗船し、思いのほか揺れる船の中、ガイドさんの名調子を楽しみつつ、大規模な柱状節理を堪能した。
 その後、道元禅師によって開かれた禅の修行道場永平寺へ。日々の俗世の穢れを、きれいさっぱり落とすことができた。
 さらに移動し、緑豊かな山間から、巨大な銀色のドームが見えてきたら、この日の最終訪問地、勝山市にある黒川紀章設計の「福井県立恐竜博物館」に到着。ドーム内の巨大な空間に圧倒されつつ、地下の展示エリアに足を踏み入れると、そこは、大迫力の恐竜を間近で見ることができる恐竜パラダイス。岩石や鉱物などの展示もあり、地質好きにもたまらない博物館であった。
 その後、この日の宿泊地である金沢市内へ。懇親会では、お刺身、お酒、カニ、お酒、お鍋、お酒、茶そば、最後にお酒をいただき、2日目の夜も更けていった。
金沢21世紀美術館(2004年竣工、設計:SANAA)。コミッションワークのレアンドロ・エルリッヒ「スイミング・プール」の前で。
鈴木大拙館(2011年竣工、設計:谷口吉生)。
石川県立図書館(2022年竣工、設計:仙田満)。4層吹き抜けの大閲覧空間、グレートホール。
3日目(10月13日、金沢)
 最終日は、自由行動ということで、早々に近江町市場に行く方、ゴルフに行く方、建築物見学に行く方と、思い思いの1日を過ごした。
 ちなみに、建築見学組は、「金沢21世紀美術館」(SANAA)を皮切りに、「鈴木大拙館」(谷口吉生)、「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」(谷口吉生)を巡り、さらに足を伸ばして、「石川県立図書館」(仙田満)へ。最後はひがし茶屋街の国指定重要文化財「志摩」を訪れ、建築物見学を終了した。
 北陸新幹線で帰京後、締めの解団式を行い、第2ブロック全国大会研修旅行は無事に幕を閉じた。
 同じブロックながら、普段交流が少ない他支部の方たちと親睦と酒量を深められた充実の3日間であった。
 準備をいただいた各支部長をはじめ、参加された皆さま、お疲れさまでした。
宮崎 耕介(みやざき・こうすけ)
東京都建築士事務所協会文京支部副支部長、一級建築士事務所studio momonga代表
1993年 駿河台大学法律学科卒業/独立行政法人の勤務を経て、2022年一級建築士事務所studio momonga設立
カテゴリー:支部 / ブロック情報
タグ:研修旅行