パラペット・設備基礎等には防水用の水切りアゴが設けられていますが、現場でアゴ形状の型枠を組む作業は大変な手間と労力が掛かります。
　VE-AGO®工法は従来の合板型枠の代わりに、アゴ形状の押出成形セメント材の打込み型枠を使用することにより、アゴ部における型枠製作、配筋、養生、型枠解体が不要となり、工期短縮を可能にする工法です。プレカット製品のため現場加工が少なく、均一な仕上がりが期待できます。また、従来のアゴ形状に比べ先端がシャープな造りで、すっきりとした印象となります。
　さらに工期短縮を図る場合は、VE-AGO®の後付け接着工法があります。この工法は①立上り部を構築、②コンクリート打設・アスファルトまたはシート防水後に本製品を取付。これによりアゴ形状構築の作業工程を簡略化でき、作業性がさらに向上。早期の屋上防水も可能となります。