執筆者・寄稿者:丸谷 博男
 古民家から「石油やガスを使わない10000年の知恵」を学ぶ、としてこの連載を綴ってきました。その道程の中で、思わず感動し、その激変振りに圧倒...
丸谷 博男(『コア東京』2019年2月号)
 前回は江戸時代末期、養蚕の飼育方法に、東北で普及していた「温暖育」があり、もう少し温暖な群馬・栃木県などでは「清涼育」が考案され普及し...
丸谷 博男(『コア東京』2018年11月号)
江戸時代末期、「清涼育」という養蚕法が田島弥平によって提唱され、大きな影響力を持ちました。そこには、東北地方で普及していた高気密型「温暖...
丸谷 博男(『コア東京』2018年7月号)
 これまで日本の民家の温熱性能について、先人たちのさまざまな足跡(論文や実測値)から、それらが持っている温度、湿度、蓄熱、遮熱、気化熱冷...
丸谷 博男(『コア東京』2018年3月号)
本誌2017年5月号では、群馬県六合村にある土蔵造りの民家「湯本家」の温熱測定を元に総合的な「熱遮断」の仕組みを解き明かしてみました。今回は、...
丸谷 博男(『コア東京』2017年10月号)
この40〜50年の建築の話題は「断熱と気密」にあったように思います。その途中から、通気層の必要性、外壁側の透湿防水シートの使用、さらに室内側...
丸谷 博男(『コア東京』2017年5月号)
三岳村の実測調査では、住居の立地と集落形態について注目して見ました。それは実測していると、集落形態と住居形式がその立地に密接に関わってい...
丸谷 博男(『コア東京』2017年3月号)
民家の架構の圧倒される力強さには感動をおぼえます。また、細い材料や古材を工夫して利用し、貧しい中にありながら、求める空間をかろうじてつく…
丸谷 博男(『コア東京』2016年9月号)
日本の民家は、木と土と草と竹と紙でつくられてきました。身近な材料だったから使っただけではなく、今改めて再評価してみると…
丸谷 博男(『コア東京』2016年6月号)
土の元は岩石です。岩石が風化して細かくなり、礫(>2mm)、粗砂(2〜0.2mm)、細砂(0.2〜0.02mm)、シルト(0.02〜0.002mm)…
丸谷 博男(『コア東京』2016年4月号)
人類は、「木」と共にこの地球環境の中で営々と繁殖を継続し、今日に至っています。その利用は、食物、道具、狩猟用具(武器)、建築、塗料(漆ほか)、車輪、船、…
丸谷 博男(『コア東京』2016年2月号)
古くから五箇山と呼ばれた南砺市南部の山間部(平、上平地域)に位置する相倉、菅沼の合掌造り集落は、1970(昭和45)年に文化財保護法に基づく国の史跡として…
丸谷 博男(『コア東京』2015年12月号)
日本列島は森の国。海に囲まれ、太平洋からの風と大陸からの風がぶつかり合う島。多雨温暖な気候が豊かな大地と豊富な生物相をつくり出してきました。縄文時代以来、日本人は木で…
丸谷 博男(『コア東京』2015年10月号)