「⼥性交流会2024」東京会で開催 「楽しく仕事を⽣む・そのためにできること」
令和6(2024)年2月9日(金)@本部会議室
鈴鹿 美穂(東京都建築士事務所協会台東支部支部長、川島鈴鹿建築計画)
会話中のキーワードを書いた9枚の模造紙より
29名の参加アンケートより
4人×9テーブルのワールドカフェ形式の交流。(撮影:鈴鹿
参加者集合写真。
 昨年(令和5/2023年)の日事連全国大会において、公式行事として、第1回女性交流会が開催された(10月13日)。20単位会から59名が参加し、東京会からは6名が出席した。初めて会う、さまざまな環境にいる、同じ仕事をする人たちとの会話。時間はあっという間に過ぎた。(『コア東京』1月号に報告記事 http://coretokyoweb.jp/?page=article&id=1385
 相手の話を聞き、自分の話をすることが、自分に置きかえて考えられる女性同士だと、どんなに心や思考を刺激されることかと実感した私たち6名は、東京会でも女性交流会を企画。本部に多大なご協力をいただき、わずか4カ月足らずでの開催となった。女性の専任者以外の参加も呼びかけ、参加者36名のうち15名が会員事務所の⼥性スタッフだった。
 千⿃義典会⻑から自社の女性活躍推進の取り組みを紹介いただき、新宿支部の天城泰代さんのスピーチ「次世代へ残したいこと、伝えていきたいこと」、そして限られた時間で合計28名の考えに触れることが可能な、ワールドカフェ形式での交流で、各テーブルは大いに盛り上がった。
 会の詳細は、『日事連』4月号の記事に詳しいので、参照していただきたい。ここでは会話やアンケートから聞き取れた声を挙げてみたいと思う。
 東京会では女性会員が集まる機会を、これまでほとんどもたなかった。女性だけで集まることが、自らを限定していることにならないかという、ジェンダー規範と対峙するなかでの共通認識ゆえだったと思う。その姿勢を変える必要はないが、短い時間でこんなにも話題が広がったことから見えてきたのは、私たちがいま求めているのは「交流の機会」だということ。
 女性会員、女性スタッフのみなさま、ぜひ次回女性交流会でお会いしましょう。
鈴鹿 美穂(すずか・みほ)
東京都建築士事務所協会台東支部支部長、川島鈴鹿建築計画
1966年 神奈川県生まれ/1989年 東京家政学院大学卒業/川島鈴鹿建築計画共同主宰