2部構成で、第1部は「江戸の成り立ちと江戸城天守再建」をテーマとした講演会。講師には太田資暁先生をお招きしました。太田先生は太田道灌公18代目ご子孫にあたり、現在「認定NPO法人江戸城天守を再建する会」会長を務めていらっしゃいます。 鎌倉期「円覚寺文書」の日比谷入江・江戸前島のころから、道灌公の時代を中心に歴史を分かりやすく説明していただきました。また首都東京に江戸城天守再建をすることの価値、そしてそれを実現するための乗り越えるべき問題点を含め、幅広い視点からの解説もまた、たいへん興味深いものでした。 江戸城天守再建は夢物語ではなく、十分実現の可能性のあることだという印象を受けました。
次回は50回の節目を迎える第1ブロック協議会ですが、中央支部が幹事支部となります。最後に加藤義道中央支部長より、次回の協議会の成功に向けての決意表明が行われ、盛況な中、閉会となりました。
古田 秀行(ふるた・ひでゆき)
株式会社エノア総合計画事務所取締役 計画設計第一部長、東京都建築士事務所協会千代田支部編集委員
1957年 東京生まれ/1979年 日本大学生産工学部建築工学科卒業/株式会社間組建築設計部を経て、2003年 株式会社エノア総合計画事務所入社、現在に至る
1957年 東京生まれ/1979年 日本大学生産工学部建築工学科卒業/株式会社間組建築設計部を経て、2003年 株式会社エノア総合計画事務所入社、現在に至る
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