賛助会員・技術情報ファイル:148
『再めっき』に最適、常温亜鉛めっきZRCによる鋼材防食技術
新潟スタジアム(デンカビッグスワンスタジアム)
設計:(株)日建設計
ゼネコン:(株)福田組
ZRC施工:平川塗装(株)
『再めっき』に最適、常温亜鉛めっきZRCによる鋼材防食技術
 新潟県においてサッカーワールドカップの唯一の会場であった新潟スタジアム(デンカビッグスワンスタジアム)は、その後Jリーグや数々の国際的な陸上競技会などに使用され、完成から20年が経過しました。定期的な施設点検が行われてきましたが、電気・機械設備の更新に加え、2020年1月から屋根鉄骨の改修工事がはじまり、現在「その4」工事の準備が進められています(詳しくは新潟県または新潟アルビレックスのホームページでご確認下さい)。
 新潟スタジアム屋根鉄骨には長期防錆のため溶融亜鉛めっきも採用されています。その後、日本海からの海風に常にさらされる厳しい環境の下20年が経過し、溶融亜鉛めっきといえども経年劣化が進みました。しかし、屋根を解体して、再度溶融亜鉛めっきするわけにはいきません。そこで、弊社の「常温亜鉛めっきZRC」による鋼材の補修が進められています。われわれは、この「常温亜鉛めっきZRC」を用いた補修技術を「再めっき」と呼んでいます。歴史を受け継ぎ、価値ある建造物を次の世代へ残すために、「常温亜鉛めっきZRC」による「再めっき」技術をお役立て下さい。
株式会社ゼットアールシー・ジャパン
tel. 03-3244-3830