タイルユニット「STUnit」
日東製陶所では紙張りのユニットタイルの問題を解決するため、独自のタイルユニット「STUnit」を開発しています。「STUnit」は従来の表紙張りではなく、ペット樹脂と特殊な接着剤を利用した裏連結ユニットです。既存の表紙張りで起こる恐れのあったタイル表面に糊残ることで起きる目地残りや、汚れの付着がありません。また、裏連結なので紙をはがす必要がないため作業効率の向上や省資源化に貢献できます。紫外線で硬化する特殊な接着剤を使っており、水分の影響を受けないため、湿度や保管場所に左右されることなく、効率的に施工することができます。タイルの安全性に対する関心の高まりから、使用されるケースが増えている接着剤張り工法にも対応しており、今後さらなる需要の拡大が見込まれます。また、目地剤を詰めない仕上げも出てきており、タイル施工のさらなる効率化が見込まれます。
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