⿃取島根全国大会と研修会
台東支部|令和5(2023)年10月13〜14日@鳥取、島根
文:⾼久 新⼀(東京都建築士事務所協会台東支部、一級建築士事務所株式会社高賀)
写真:大平 孝至(東京都建築士事務所協会会誌専門委員会副委員長・台東支部、株式会社ダイリン一級建築士事務所)
全国大会会場前で。
足立美術館。室内より見る庭園。
明治建築の洋館「興雲閣」(1903年)。
興雲閣内部。
堀川めぐり。
⼩泉⼋雲旧居。
宍道湖の夕日。
⽶⼦市公会堂エントランス側外観。
⽶⼦市公会堂ロビー。
東光園庭園。
田部美術館。
植⽥正治写真美術館から大山を望む。
旧明倫小学校円形校舎(1955年、現在は「円形劇場」フィギュアミュージアム)
鳥取砂丘。
 「建築⼠事務所全国⼤会2023」(⿃取・島根全国⼤会)に、台東⽀部役員7名と参加した。午前中に⽶⼦⻤太郎空港に着き、昼⾷後、「⾜⽴美術館」の⽇本⼀の⽇本庭園と横⼭⼤観を鑑賞してから、⼤会会場の「⽶⼦コンベンションセンター」に向かった。
 会場に到着しホールに⼊ると、ちょうどアトラクションの⽯⾒神楽が上演中で、質の⾼い地⽅芸能を鑑賞できた。⼤会式典は初の2県共同開催とのことであったが、参加するわれわれは例年通りである。
 翌⽇からは、松江城の⾒学で城内にある「松江神社」(本殿:1628年)と明治建築の洋館「興雲閣」(1903年)を訪れ、船で堀川をめぐった。「⼩泉⼋雲旧居」、「島根県⽴図書館」(設計:菊竹清訓、1968年)を見学し、「⼋雲庵」で蕎⻨を、菊⽵清則さん設計の「⽥部美術館」(1979年)では抹茶を点てていただいた。「島根県⽴美術館」(設計:菊竹清訓、1999年)では⼣⽇が雲の間から光を落すのを⾒て、⼤会スローガンの「神話のふるさと」を実感させてもらった。
 最終⽇は村野藤吾さんの「⽶⼦市公会堂」(1958年)や、菊⽵さんの「東光園」(1964年)、「植⽥正治写真美術館」(設計:高松伸、1995年)、倉吉⽩壁⼟蔵群、「倉吉市庁舎」(設計:岸田日出刀、丹下健三、1956年)、「旧明倫小学校円形校舎」(1955年、現在は「円形劇場」フィギュアミュージアム)、⿃取砂丘の⾒学で締めくくり、充実した全国⼤会と研修会であった。
⾼久 新⼀(たかひさ・しんいち)
東京都建築士事務所協会台東支部、株式会社高賀
1953年 東京都生まれ/1977年 明治大学卒業後、1997年 株式会社高賀を設立し社長就任、現在に至る