この趣味では事務所協会にも少しだけ貢献させてもらっています、「建築ふれあいフェア」の中で1時間ほど時間をもらい、バルーンショーをやっているのです。
何しろステージは新宿西口地下広場。ひょっとしたら日本でいちばん人通りの多い場所かも知れません。そこでのワンマンショー(!)というのはちょっと得難い経験ですよね。
もっとも、ショー形式になったのは、今は退職してしまった事務局のK女史の陰謀です。ある年、ふれあいのプログラムに「バルーンショー」と印刷されていたんですよね、知らないうちに……。もうプログラムが印刷されてたら後に引けないじゃないですか。聞いてなかったですよ~、マジで。
他にも市のイベントや地域のお祭りなどで、店を広げて子供たちのリクエストに応えて風船をひねったりもしています、お代は「スマイル¥0」で(^^)。
コロナの影響でここ2年ほどは、とんとそういった機会に恵まれなくなってしまい、風船のストックも劣化し始めている始末なのですが……。
私の子どもが小さかったころに、100円ショップでペンシルバルーンを見つけ、パッケージに簡単な作例もプリントされていたので「ちょっと試しに」と思ったら、子どもが意外なほど喜んだのがきっかけでした。といっても同じようなものばかりつくればすぐ飽きられます。で、そのまま20年ほども月日が流れたのでしたが、ふとネットでバルーンアートのホームページを見つけ、「これ、俺にもできるんじゃね?」と思ったのが運の尽きw。
実際、イヌとかキリンばかりつくっていたころは自分でも飽きてましたが、ちょっと複雑なものをつくれるようになると中々面白いし、子どもたちの人気者になれることは請け合い。
子どもでも女の子の方が食いついてくるのですが、女性ならば年齢を問わず(もちろん訊ねませんけどねw)ほとんどの方が喜んでくれるのも面白いところなので、子どもはいなくても女性も参加する集まりにはバッグに風船とハンドポンプを忍ばせて行きます(^^)。
もし、あなたの周りに小さなお子さんがいらっしゃるのならばお勧めです。大いに株を上げられますよ、って言うか、もみくちゃにされますw。
使うテクニックは限られてますからそう難しいものじゃありません、詳しく解説してくれているHPも沢山ありますし。
コツといえるのは、風船が割れることを怖がらないことと、自分が今どの部分をひねっているのか把握していることくらい。長細い風船を使った一筆書きであることを認識しておけばオリジナル作品も夢じゃありません。
早くこの忌々しいウィルスが克服されて、子どもたちの歓声をあちこちで聞ける世の中が戻って来るといいですね。
風船おじさん(たまに「おじいさん」と呼ばれることもありますけどw)の切なる願いです。
鷹取 奨(たかとり・すすむ)
東京都建築士事務所協会南部支部副支部長、研修委員会、鷹取1級建築士事務所
1958生まれ/芝浦工業大学建築学科卒/鷹取一級建築士事務所、東京都建築士事務所協会南部支部
1958生まれ/芝浦工業大学建築学科卒/鷹取一級建築士事務所、東京都建築士事務所協会南部支部