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株式会社ヤブ原──燃えない外張り断熱工法について
45分準耐火試験後。900℃の熱でも原型のまま。室内は変化なし。
燃えない外張り断熱工法について
 外張り断熱工法として木造45分準耐火構造認定を取得しました。工法名は「不燃ライト工法 木造」。最大の特徴は「燃えない」ということです。
 いま外壁材に求められているものは、「断熱性能」や「意匠性」だけではなく、火災に対して安全な「不燃性」ではないでしょうか。本工法は断熱材に不燃材であるロックウールを採用しました。このロックウール断熱材はヨーロッパ規格適合品として耐熱温度はA1クラス(約1,000℃以下)。一般的に火災の温度が800℃~900℃といわれているため、極めて安全性の高い断熱材です。火災が発生した際の延焼を最大限に防ぐことができる外壁として、住む人に安全と安心を与えていきたいと思います。また本工法は、湿式外張り断熱工法としてモルタル下地を形成するため、意匠性の高いさまざまなパターンバリエーションの塗装で仕上げることができます。
株式会社ヤブ原
tel. 03-3552-4318