常置委員会委員長年頭挨拶|会員委員会
安藤 暢彦(東京都建築士事務所協会会員委員会委員長、千代田支部、株式会社マルタ設計)
 新年あけましておめでとうございます。
 年号が「令和」に変わりはじめての、また東京オリンピックが開催される本年に多くの人が明るく新たな時代への期待を寄せ、夢膨らませる年明けとなりました。
 会員委員会は今年度、研修委員会と分離して、会員増強、維持活動、相互の親睦という原点に戻り、議論・活動してきました。会員からの声を迅速に反映した「民法改正講習会」は計4回開催し、すべて満席と多くの会員に参加していただき、改めて会員のニーズにフォーカスすることの重要性を感じています。一方で昨年度「入会案内」のパンフレットを更新するにあたり、協会に入会するメリットを改めて洗い出し議論してきた経験を踏まえ、新たな魅力をつくり出し、周知していくことの必要性も痛感しました。
 当協会では新たに「マネジメント支援センター」を発足させ、会員へのサービスの拡張と充実に努めようとしています。その中で会員事務所の新人や若手所員向けに「合同所員研修」の実施を計画しておりその一助を担っていけるよう準備を進めているところです。
 私たち建築士事務所への期待や要望はますます多様化し変化している中で、会員の皆様が業務を通じて多くの社会貢献できるようアンテナを張りつつ、また会員の皆様の意見の受け皿としても機能していけるよう、引き続き活動を続けてまいりますので、よろしくお願いいたします。
安藤 暢彦(あんどう・のぶひこ)
東京都建築士事務所協会理事、株式会社マルタ設計
1958年 静岡県生まれ/日本大学大学院理工学研究科修了/1983年 株式会社マルタ建築事務所(現:株式会社マルタ設計)入社/現在、同常務取締役/千代田支部