江戸川支部平成31年賀詞交歓会
江戸川支部|平成31(2019)年1月22日(火)@タワーホール船堀
南雲 勝浩(東京都建築士事務所協会江戸川支部、南雲勝浩建築設計事務所)
会場風景。(撮影:田口 吉則)
 東京都建築士事務所協会江戸川支部の賀詞交歓会が総勢74名(来賓31名、支部会員29名、協力会員14名)で盛大に開催された。
 金本成叔副支部長の司会のもと、まず武内敏幸支部長より支部活動報告として「1. 耐震コンサルタント派遣事業」、「2. 細街路委員会報告」、「3. 大規模災害勉強会」について話があった。
 耐震コンサルタント派遣については、解体工事への助成拡充の影響で、すでに昨年の2倍を越える件数になっていること、細街路委員会については区と意見交換会を進めた結果、区内の私道の42条2項道路840路線のうち約400路線について区で測量し中心線を出すところまでこぎつけたことが報告された。また大規模災害勉強会については、昨年江戸川区危機管理室長に講師を依頼し、大規模災害についての勉強会を5ブロックの会員にも声をかけて開催したことなどの報告があり、最後に区の安全・安心の街づくりに少しでも力になれるよう協力していくことを誓って挨拶を締めくくった。
 加藤昇東京都建築士事務所協会副会長からは、本部で行っている3つのワーキング、男女共同参画、建築士事務所マネージメント支援、建築士地位向上、についてお話があり、昨年のワーキングの成果を今年3月に発表し、今年はいよいよそれらを実践していく年になるとの話があった。
 続いて藤沢進一区議会議長より区政に対し、支部の協力が不可欠であることや、自助、公助、共助に加え「近所」が災害時には大事であることなどのお話をいただいた。
 飯田裕東京都土地家屋調査士会江戸川副支部長の乾杯のご発声で歓談タイムに入り、大井花柳界の置屋「一期や」の芸者衆が踊りで会場を盛り上げてくれた。
 その後、新年会を5つ掛け持ちの多田正見江戸川区長が到着しご挨拶をいただいた。多田区長は5期20年の長きにわたり区長を努められ、支部としてもたいへん感謝している。ただ残念ながら今年の4月で退任されるとのことであった。
 しばらくの歓談後、田口吉則副支部長の締めで賀詞交歓会は無事お開きとなった。
 賀詞交換会に参加しながら、今後もわれわれ建築士としてできることを通して、江戸川区がより住みたくなる魅力的な街、より安全・安心な街となるよう活動していきたいとの思いを強く抱いた。
南雲 勝浩(なぐも・かつひろ)
東京都建築士事務所協会江戸川支部、南雲勝浩建築設計事務所
1967年 東京都生まれ/1990年 東京理科大学理工学部建築学科卒業/株式会社石井和紘建築研究所を経て、1997年 南雲勝浩建築事務所開設/1998年~日本工学院専門学校非常勤講師