第19回建築ふれあいフェア開催
「みんなでつくる 歩きたくなる街」をテーマに
田口 吉則(東京都建築士事務所協会会誌・HP専門委員会委員長、江戸川支部副支部長、株式会社チーム建築設計)
房前 寿明(東京都建築士事務所協会会誌・HP専門委員会、目黒支部副支部長、ユニップデザイン株式会社)
野瀬 有紀子(東京都建築士事務所協会会誌・HP専門委員会、練馬支部、女性のための住まい相談室/のせ一級建築士事務所)
大平 孝至(東京都建築士事務所協会会誌・HP専門委員、台東支部監事、株式会社ダイリン一級建築士事務所)
飛田 早苗(東京都建築士事務所協会会誌・HP専門委員、株式会社日建設計)
前田 敦(東京都建築士事務所協会青年部会、八王子支部、前田一級建築士事務所)
 一般社団法人東京都建築士事務所協会の主催、新宿区の共催、東京都ほかの後援による「第19回建築ふれあいフェア」は、平成30(2018)年9月22日(土)、23日(日、秋分の日)、24日(月、振替休日)の3日間、新宿駅西口広場イベントコーナーを会場に開催された。
主催*
一般社団法人 東京都建築士事務所協会
共催*
新宿区
後援*
東京都
一般社団法人 日本建築士事務所協会連合会
一般社団法人 東京建築士会
公益社団法人 日本建築家協会関東甲信越支部
一般社団法人 東京建設業協会
一般社団法人 日本建築構造技術者協会
協力*
東京消防庁新宿消防署
スタンプラリー受付。*
高校生空間ワークショップの成果品。**
少しずつ拡がっていく「みんなでつくる歩きたくなる街(積み木の街)」。*
バルーンアートパフォーマンスの客席。***
折り紙建築。**
建築ワンダーランド。*
支部ポストカード(東京の景観絵葉書展)。気に入ったポストカードをプレゼント。**
泥団子作り。*
KAPLA®で遊ぶ。****
コア東京ブース。左は過去のポストカード。右奥に支部展示パネル。**
展示ブース。**
建築なんでも相談。**
(写真撮影・提供:*田口 吉則、**大平 孝至、***前田 敦、****戸張毅)
9月22日
和太鼓演奏(東京都立美原高等学校の皆さん)
オープニング・セレモニー
 朝からの小雨が降り止み、新宿駅西口広場に東京都立美原高校学校の皆さんの和太鼓演奏が鳴り響いた。一糸乱れぬ打ち鳴らす姿と迫力のある大音量で会場の周りの観客も足をとめ、黒山の人盛りとなった。
 興奮冷めやらぬ中、司会の中田千恵子理事の紹介で、先ずは児玉耕二会長の挨拶。本会の活動内容と今年のふれあいフェアの企画の説明があり「都民の方が建築とふれあい、建築士と語り合う場になって盛上げていきたい」と抱負を語った。来賓の吉住健一新宿区長からは、未来を担う子どもたちにとって児童画コンテストや中学生によるワークショップで発表の場を設けたことについての感謝の言葉をいただき、自分たちが暮らす未来を建築士と一緒に考えていくことは子どもたちにとってたいへん有意義なことだとご挨拶をいただいた。東京都都市整備局市街地建築部建築企画課の高橋竜太郎課長は、会場内に展示されている東京建築賞の受賞作品や未来を担う子どもたちの児童画を見ていただいて、東京の未来を皆さんと一緒に考えていきたいと語られた。
 続いて檀上で来賓と役員の紹介があり、戸張毅実行委員会より開会宣言の後、くす玉が割られ「建築ふれあいフェア」の幕が上がった。 (田口 吉則)
児童画コンテスト表彰式
 植竹和重常任理事より「今年は84作品の応募があり、どの作品も優秀で審査にとても時間を要した。受賞された方は自信をもって賞を受け取って下さい」との紹介があり、会長賞や区長賞などの10作品の表彰が行われた。どの作品も色彩豊かで個性的だ。表彰された小学生は、ちょっと恥かしそうであったが、誇らしげに賞状を受け取っていた。そして児玉耕二会長や理事の方々と記念撮影。 (田口 吉則)
KAPLA®で遊ぶ
 和太鼓演奏の東京都立美原高校学校の皆さん16人にもう一度登場していただきKAPLA(長さ15cmの細長くうすい木製ブロック)をいかに高く、幅広く、美しく積み上げられるか競うコンテストが行われた。
 積み上げていくには集中力が必要なようで「完璧に積上げるぞ!」と最初のご発生とは裏腹に途中で崩れてしまい、気を取り直して再チェレンジする姿に会場から「頑張って!」の声援も。優勝を決定する3回戦は4人に絞られ、どれも甲乙つけがたい接戦であったが会場の皆さんの挙手で優勝者が決まった。会場の方々と一体となった楽しいコンテストだった。 (田口 吉則)
新宿区セミナー(新宿区)
 「新宿駅の改良事業──2020年に向けて」と題して、新宿駅周辺整備担当部新宿駅周辺基盤整備担当課の金山拓郎主査より講演があった。
① 新宿駅東西自由通路の整備について
 1885(明治18)年に開業した新宿駅は、現在、1日の平均乗車数が約370万人と世界最大級のターミナル駅である。しかし線路を横断する東西の通路は甲州街道とメトロプロムナードのふたつで、約300m離れており、混雑し駅構内がわかりにくい。そこで現在の改札内通路の幅員を拡張し、改札を南側へ移すことで、改札を通らずに東西へ自由に移動できるようにする。運行しながらの仮橋の設置や地中掘削の状況等について説明があった。東京オリンピック・パラリンピック開催の2020年の開通を目指している。
② 新宿ターミナル協議会による利便性向上に向けた取り組みについて
 利用者本位のターミナル駅の実現に向け、多様な関係者が連携して利便性の向上に取り組んでいる。具体的には、歩行者動線に配慮した共通のサイン体系の構築や、乗り換え動線のバリアフリー化の推進、共通のマップの配布やICTの活用等により情報提供を強化する。(房前 寿明)
中学生空間ワークショップ(江東区立深川第二中学校の皆さん)
 江東区立深川第二中学校から参加してくれた6名の中学生が朝からワークショップとして制作した作品の発表が行われた。ファシリテーターとして杉並支部の山田清さんや中野支部の末延史行さんの指導のもと、約100本の角材と紐を使って家をイメージしたオブジェがつくり上げられた。紐はしっかりと結ばれているものの、片方を引っ張ると容易に解ける結び方である。試行錯誤を重ね、斜めに部材を入れることでよりしっかりとしてくることを実感したようだ。
 10月末に行われる文化祭では、4倍の約400本の角材を用いてよりスケールの大きな作品をつくりたいとアイディアを思案中とのこと。 (房前 寿明)
第44回東京建築賞発表会(受賞設計者)
 今回の東京建築賞の受賞作品12点のうちから各部門を代表して、下記の受賞者による作品紹介が行われた。
戸建住宅部門:最優秀賞「雪ノ下の家」/石井秀樹(石井秀樹建築設計事務所)
一般一類部門:最優秀賞「梅郷礼拝堂」/加藤詞史(加藤建築設計事務所)
一般二類部門:優秀賞「女神の森セントラルガーデン」/大石卓人(竹中工務店)
 プロジェクターを使用して、それぞれ15分程度のエピソードを交えた発表であったが、アイディアやこだわりのあふれる設計者の自邸、緻密でありながら簡潔に構成された木架構の礼拝堂、八ヶ岳の大自然に溶け込む森の中のホールなど、いずれの作品も周辺環境やそこでの環境建築のあり方を追求した、設計者の独創的な解き方が凝縮された内容であった。東京建築賞の詳細は『コア東京』2018年6月号参照。 (房前 寿明)
アカペラミュージック(東洋大学 どろっぷ☆)
 東洋大学朝霞キャンパスのアカペラサークル「どろっぷ☆」の皆さんによるコンサートが行われた。男女混合メンバー13名により、3つのバンドに組み合わせを編成して、各バンド2曲ずつ、アンコールも含め計7曲の披露となった。椎名林檎さんの曲から太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」まで幅のあるカバー曲であった。歌声が鳴り響くと、構内を行きかう人びとが足を止めてリズムに乗って歌声に聞き入っていた。ボーカルをはじめ、ドラムやベースなどのボイスパーカッションやコーラスなどでアレンジされた独創性のあるハーモニーが夕刻の会場に響いた。(房前 寿明)
9月23日
セミナー「地域の魅力と活性化」(東京都建築士事務所協会各支部)
 世田谷支部、地域貢献グループの金子有太さんにより、地域にひらく空間づくり「建築士のまちづくり体験記」について説明があった。
 「地域貢献グループ」とは住民主体の街づくりを応援する団体。建築士として単に形(建築物)をつくるだけではなく、住民の合意形成のルールづくり、場を活性化する方法や題材を提供するなどの建築士の新たな役割に気づき、そこに存在意義を感じ活動している。世田谷区は、空き家を活用して、住民が主体となり地域のコミュニティスペース等をつくっているが、そのサポートについての活動報告であった。 (野瀬 有紀子)
セミナー「木造密集地域の現状(実例から学ぶ建て替えのヒント)」
 中野支部、鈴木照男さんによる「実例から学ぶ建て替えのヒント」についてのセミナー。
 中野区内の密集地域に施工事例を多く持ち、そのさまざまな事例について図面や写真を示しながら説明があった。資金面の問題はもちろん、無接道や、狭小地、高齢者の所有、借地など、数々の建て替えの阻害要因を乗り越えて、時間をかけ、所有者につきあい、寄り添ってきた鈴木さんによる実例紹介のセミナーは興味深いものであった。
 最後に、自彊術の基本の体操を披露され、客席皆、立ちあがって、一緒に体を動かした。セミナーの合い間、皆、心も体もリフレッシュしたようだ。 (野瀬 有紀子)
セミナー「インテリアコーディネーターのしごと」(株式会社CORE DESIGN 大河原 貴子さん)
 株式会社CORE DESIGN代表の大河原貴子さんによるセミナー。「インテリアコーデイネーターをもっと活用していただくために」というサブタイトルで、これまで手がけた施工実例についてのスライドを見ながら説明があった。ロココ調など、デコラティブなコーデイネートを得意とする大河原さんは、インテリアにとどまらず、外装、外構なども手掛けている。最近では、SNSを通じてお客様からの依頼が多いのだとか。建て主から、特に女性から肌理細やかな室内装飾の要望があったときには、建築士にとっても助かる存在ではないだろうか。 (野瀬 有紀子)
高校生空間ワークショップ
 明治大学付属明治高等学校の高校生による割り箸モデルによる空間ワークショップ。1年生の三角錐、2年生のドーム形状、3年生の6角形と、構造的に考えられた空間と造形のスタディから、会場での垂木によるモデル製作があり、体験のできる実例的な空間ワークショップであった。 (大平 孝至)
セミナー「あたらしい木造建築」(内海彩建築設計事務所)
 内海彩建築設計事務所/NPO法人 team Timberizeの内海彩さんの講演で、中層・高層・超高層木造建築の試作が紹介された。
 2000年の建築基準法の性能規定化によって、必要な性能を満たせば多くの建築物が木造で実現できるようになり、都市の中で耐震・防耐火性能を備えた主要な建築物(耐火木造)となりうる木造建築の可能性を実感させられた。木を使うことで炭素を固定化できること、建築の需要の多い都市と木材供給を担う地方をつなぐことによって持続性のある循環型社会の実現に貢献できることなど、木造建築の大きな可能性が語られた。
 耐火木造の「下馬の集合住宅」、木質接着パネル工法の「赤羽の集合住宅」、多層木造の床遮音、木質材料(LVL、CLT)等、新しい木造建築の実例の紹介や説明はたいへん興味深いものであった。 (大平 孝至)
ミュージック(アンサンブル・マルモニア)
 東京都建築士事務所協会事務局の佐藤拓さんを中心にした6人ユニットのアカペラ演奏は、今年5月の東京都建築士事務所協会70周年記念から2回目の出演。大理石(マルモ)のようなつやつやの美声を響かせて多くの観衆を集め、最後は盛大なアンコールで上を向いて歩こうで締めくくりとなった。 (大平 孝至)
9月24日
セミナー「なつかしい木造住宅の再出発」(NPOたいとう歴史都市研究会 理事長 椎原 晶子さん、株式会社まちあかり舎 代表取締役 水上 和磨さん)
 外国人にも人気の観光スポット、台東区谷中地区のまちづくり活動の歩みについて、NPOたいとう歴史都市研究会理事長の椎原晶子さんと、(株)まちあかり舎代表取締役の水上和磨さんにお話を伺った。
 おふたりは1970年代後半から、歴史、路地、木造建物など江戸東京の暮らしが色濃く残る地域の特色や文化を活かしたまちづくりを展開してきた。1986年からの15年間で30%の木造建築が取り壊されていく中、住民や地域ファンによるさまざまな取り組みを通じて30年間で約30軒の貴重な文化資源を保存することができた。昨年の株式会社設立により、まちづくり団体自らが資金調達し、建物改修、メンテナンス、賃貸管理事業に参画、その活動範囲と地域での役割はますます広がっている。
 「上野桜木あたり」、「カヤバ珈琲」、「傳左衛門めし屋」、「未来定番研究所」など、まちに開いて建物を残すという一貫した価値観に基づく再生手法は、地域の魅力を最大限に引き出すと同時に一度は取り壊しを覚悟した家主の心を動かした。 (飛田 早苗)
セミナー「INAX TILE PREVIEW」(株式会社LIXIL)
① 生活の中のタイル
 明治時代とともに日本に入ってきたタイル。耐久性・耐水性から水廻りで多く使用されてきました。しかし、近年表現できる空間の広さからリフォームで憧れのスタイル実現のアイテムとしてその価値が高まっています。
② タイルの歴史
 世界最古のタイルは紀元前3500年のメソポタミアのウルクの神殿。中世イスラームの広がりとともにヨーロッパに伝来。オランダ・イギリスで意匠性が高いタイルに昇華され、日本へと伝わりました。
③ 空間の中のタイル
 タイルを少し使うだけでも空間は大きくイメージチェンジします。キッチン・リビングにあしらうことでお洒落で個性的な空間を演出します。
④ タイルのバリエーション
 1cm角から60cm角まで、そのサイズは千差万別。形も四角だけとは限りません。丸いものから台形までイメージに合わせて選べます。素材も焼き物一辺倒からガラス・石材・金属と拡大しています。
⑤ タイルの最新事情
 調湿や臭い吸着など機能を持つタイルや、簡易施工出来るタイルの開発が進んでいます。
⑥ タイルで叶えるお奨めリフォーム
 家の中でイヌやネコをペットとして飼うお宅が増えています。すべり辛い床タイルはペットの怪我も防ぎます。壁に臭い吸着タイルを使えば、急な来客でも安心です。 (田尻明/株式会社 LIXIL)
セミナー「東京の景観を語る」(東京都建築士事務所協会第6ブロック各支部)
 今年は、第6ブロック各支部が、多摩、武蔵野の景観について語った。
 最初に南部支部の鷹取奨さんが、各々の市の水車小屋にスポットを当てて紹介した。多摩市の中沢池公園内の水車、府中市の郷土の森下掛け式水車、三鷹市大沢の里水車「じんぐるま」、調布深大寺水車、狛江市のむいから古民家園(旧新井家住宅)、稲城市上谷戸親水公園の水車、小金井市小金井公園内江戸東京建物園水車などを紹介し、「武蔵野の地域には、緑や、古民家、養蚕小屋、水車小屋など残っているので是非多摩の方にもお越しになって下さい」と呼びかけた。
 八王子支部の前田敦は、八王子の南にある長池公園内長池見附橋を紹介した。元々1913(大正2)年新宿区四谷に開通した鉄橋を1993(平成5)年に八王子長池に移築したものだ。
 西多摩支部の新井一寿さんは武蔵御嶽神社を紹介。標高900mの場所にあり、付近に23件の宿坊があるそうで、東京のマチュピチュとしてテレビで紹介されたもの。
 北部支部の櫻木洋一郎さんは、東久留米市の滝山団地遊歩道、武蔵野市のコピス吉祥寺3階にある屋上庭園「吉祥空間sora」、東村山市の諏訪神社境内、西東京市田無神社境内を紹介。共通している特色は、緑が豊かであること、神社の境内や雑木林など自然と人との共生がなされていることである。
 町田支部、角田憲一さんは「町田市立国際版画美術館」を紹介。自身の所属する事務所で設計した建物で、外断熱の煉瓦積み上げ工法によりローコストで建てることができ、BELCA賞ロングライフ部門を受賞、町田を代表する建物となった。
 最後に、立川支部川崎和彦さんが、立川市の立川駅北口ペデストリアンデッキ、昭島市より今年完成したJR東中神駅舎、春の桜の時期はかなりの賑わいを見せる国立市の大学通り、国分寺市のJR国分寺駅北口再開発超高層ツインタワー、来年から保存計画を開始する東大和市の旧日立航空機(株)変電所機銃掃射の跡、古い図面を元に復元された東村山市狭山丘陵六道山公園内里山民家を紹介。日野市の水辺を彩る住まいの風景は、水路が各所に流れていて450年も前から現在まで残っているが、税金の問題等で所有者が手放ざるを得なくなり、残して行くことが難しくなっているそうだ。
 全員のプレゼンの後、会場のお客様から水路は日野のどこにあるのか?の問いにお答えして終了となった。 (前田 敦)
バルーンアートパーフォマンス(鷹取 奨さん)
 引き続き、同会場にて、昨年に続き南部支部の鷹取奨さんによるバルーンアートパフォーマンスが行われた。長い風船をあれこれして器用に組み合わせ、動物や剣、漫画のキャラクターなど、子どもたちにプレゼントした。子どもたちが嬉しそうに、自慢気にお母さん、お父さんに見せていたのが印象的であった。 (前田 敦)
エンディング
 事務局の加登千晴さんの司会により、小田惠介第19回建築ふれあいフェア担当理事、宮崎州担当副会長、戸張毅委員長と、植竹和重担当常任理事の紹介の後、小田理事と宮崎副会長の挨拶により閉会となった。 (前田 敦)
賛助会員セミナー
株式会社リガーレ|丸太打設液状化対策&カーボンストック(LP-LiC)工法
 丸太打設液状化対策&カーボンストック(LP-LiC)工法は、地球温暖化の緩和と液状化対策を同時に実現し、さらには森林・林業の活性化にも貢献するもので、持続可能な成長には欠かせない工法です。間伐材などの丸太を地下水位の浅い緩い砂地盤に打設し、地盤を密実にする液状化対策工法です。木材は地下水位以深では腐らないので、成長中に光合成で木材に固定された炭素を地中に貯蔵することができます。施工は低振動・低騒音で丸太を使うことで材料の飛散や残土の排出や周辺地盤への変位、地下水汚染の発生がありません。常時に課題となる主に粘性土地盤を対象とした軟弱地盤対策工法(LP-SoC工法)も実用化されつつあります。工法の詳細は、木材活用地盤対策研究会ホームページwww.mokuchiken.comで。 (渡部 尚一/株式会社リガーレ)
株式会社i-tec24|エレベーターの保守管理・リニューアルについて
 エレベーターの寿命は約25年。リニューアル時期を見極め、最適な工法を選択できますか? 保守管理契約では資金を無駄遣いしていませんか? 意外と知らないエレベーターとの付き合い方についてセミナーを実施しました。詳細はホームページ参照。https://www.i-tec24.net/renewal#rope
(吉村捷平/株式会社i-tec24)
株式会社ピタコラム|外付耐震補強工法ウッドピタ
 弊社外付耐震補強工法ウッドピタは、建物の外側から特殊なアンカーを介し、鉄筋ブレース・鉄筋ブレースを取り付けることにより、耐震性を高める工法になります。お部屋の中に入らず工事が可能となり、窓についても今まで通りの使用が可能となります。詳細はホームページ参照。http://www.pita.co.jp
(仲野武志/株式会社ピタコラム ウッドピタ事業本部 東日本エリア)
三協株式会社|各種非破壊検査
 37年間の構造物調査実績をベースに各種非破壊検査の手法を解説。赤外線カメラによる適正な調査方法、超音波測定による躯体内部調査。特に今回はブロック塀内部鉄筋の調査に適した手法について解説。詳細はホームページ参照。http://www.sankyo-net.co.jp/
(佐藤 登/三協株式会社)
田口 吉則(たぐち・よしのり)
東京都建築士事務所協会会誌・HP専門委員長、江戸川支部副支部長
1953年東京生まれ/(株)チーム建築設計代表取締役
房前 寿明(ふさまえ・としあき)
東京都建築士事務所協会目黒支部副支部長、ユニップデザイン株式会社
1971年 大分県大分市生まれ/1996年 九州芸術工科大学 生活環境専攻 博士課程前期 修了/1996年 仙田満+株式会社環境デザイン研究所 勤務/2003年 プロ・ジェクト、長谷山純一級建築士事務所 勤務/2007年 ユニップデザイン株式会社 設立、現在に至る
野瀬 有紀子(のせ・ゆきこ)
東京都建築士事務所協会会誌・HP専門委員会・練馬支部、女性のための住まい相談室/のせ一級建築士事務所
女子美術大学卒業/木造戸建住宅の設計に長く携わる
大平 孝至(おおひら・たかし)
東京都建築士事務所協会会誌・HP専門委員、台東支部監事
1984年 東京電機大学建築学科卒業/株式会社ダイリン一級建築士事務所勤務。マクドナルド、松屋、鳥貴族等、チェーン展開の飲食店の建築設計及び店舗デザイン設計をする
飛田 早苗(とびた・さなえ)
東京都建築士事務所協会会誌・HP専門委員、株式会社日建設計
神奈川県横浜市生まれ/慶應義塾大学総合政策学部卒業/現在、株式会社日建設計広報室課長
前田 敦(まえだ・あつし)
東京都建築士事務所協会青年部会、会誌・HP専門委員、八王子支部、前田一級建築士事務所
1967年 東京都生まれ/1988年 東京工科専門学校卒業/1997年 株式会社木下工務店設計部退社/1998〜2008年 10年間建築を離れ、デザイン会社で、サイン・CI・チラシ等のデザインを行う/2008年 前田一級建築士事務所設立