平成30年新春交礼会レポート
一般社団法人東京都建築士事務所協会
文:奥山 安雪(東京都建築士事務所協会北部支部、建築設計アトリエ80)・田口吉則(東京都建築士事務所協会江戸川支部副支部長、株式会社チーム建築設計)
写真:大平孝至(東京都建築士事務所協会会誌HP専門委員会・台東支部監事、株式会社ダイリン一級建築士事務所)
挨拶する児玉耕二会長。後列は左より、永池雅人、寺田宏、宮崎州、加藤昇、山下登、塚本達二各副会長。
左より、髙島なおき自由民主党東京都支部連合会幹事長、井上信治自由民主党東京都支部連合会政調会長、秋田一郎東京都議会自由民主党幹事長。
左より、中嶋義雄都議会公明党議員団長、馬場信男都民ファーストの会副総務会長。
左より、東京都都市整備局の飯塚睦樹建築指導課長、青柳一彦市街地建築部長、飯泉洋耐震化推進担当部長、相羽芳隆建築企画課長。
会員の古希のお祝い。会長を囲んで。
佐野吉彦一般社団法人日本建築士事務所協会連合会会長の音頭で乾杯。壇上は関連団体来賓の皆さん。
 平成30(2018)年1月25日、恒例の新春交礼会が新宿京王プラザホテル4階「花の間」において午後6時から開催され、来賓の方々や正会員および賛助会員計224名の出席があり盛大な催しとなった。

 今年は日本各地で豪雪、1月22日には東京都心でも23cmの積雪があり、鉄道や高速道路などの交通機関が一時ストップするほどであった。しかし、開催当日は肌寒くはあるものの晴天に恵まれ、空気の澄んだ一日となった。
はじめに、加藤昇副会長の開会の挨拶があり、児玉耕二会長が副会長と共に壇上に上がり、今年度にかける強い意気込みを述べた。
児玉会長挨拶(要約)
 新年明けましておめでとうございます。昨年11月に一般社団法人東京都建築士事務所協会会長に就任いたしました。本日は議員の方々をはじめ、各関連団体の多数のご参加をいただきありがとうございます。
 2020年まであと2年、あちらこちらでオリンピック・パラリンピックの施設がつくられ、希望の年になると夢を膨らませています。今年2018年は節目の年です。本会も昭和23(1948)年の創立以来、今年で70周年を迎え、諸先輩のお陰でこれまでの歴史を築くことができました。そして新たに未来に向かっていきます。
 11月に会長に就任して3つのテーマを掲げ、会を運営していきたいと思っています。
 ひとつ目は、働き方改革。これまでひたすら品質のよいものをつくることを優先していましたが、これからは、建築を目指す若者にとって魅力のある職場にすることも大切です。
 ふたつ目は、支部活動の活性化。地域に信頼され、また皆様に期待される会にしたい。
 3つ目は、関係団体との連携強化。東京建築士会、JIA等と手を携えての活動は不可欠です。
 具体的な施策として現在、建築士事務所マネジメント支援センターの設置を検討しています。HP開設等の開設者支援、人材確保等の管理建築士支援、さらにBIMの技術、申請手続き等で建築士事務所の業務を支援していきます。このようなことで会員事務所のニーズを反映し、社会に貢献したいと考えていますので、今後ともご協力を積極的にお願いします。最後に皆様のご健勝を祈念します。
来賓の方々からのご挨拶
 まずはじめに自由民主党東京都支部連合会会長、鴨下一郎先生(代読:似内様)より挨拶をいただき、続いて同会幹事長の髙島なおき先生より、「素晴らしい東京都を構築していくためには、皆様のご協力、ご支援をいただかなければならない。現在、建築資材や人件費の高騰や働き方改革など色々な課題があるが、われわれは皆様のご意見をいただき後押しをしていく決意がある」と力強い言葉をいただいた。
 衆議院議員で東京都支部連合会政調会長の井上信治先生からは、「国会に行く以前は、国土交通省で建築基準法改正の担当官をしていて、皆様方にはたいへんお世話になった。今年は通常国会においても建築基準法の改正の予定があり、東京オリンピック・パラリンピックを控えて建築が注目を浴びている中で皆様方にもご活躍を願いたいと思うし、われわれもバックアップしていきたい。入札制度改革についても都議会議員の方々と協力してよりよい見直しをすべきだと思っている」との言葉をいただいた。
 続いて都議会自民党議員の方々が壇上で紹介され、代表して都議会自由民主党幹事長の秋田一郎先生より「われわれ都議会自民党は長年にわたって入札制度改革のプロジェクトチームを髙島先生を中心としてやってきた。これからは『安かろう、悪かろう』は止めようという主旨での入札制度改革を進めて行きたい」との言葉をいただいた。
 続いて都議会公明党議員団長の中嶋義雄先生から「これからの都政の課題として超高齢化社会、防災都市の構築、介護の問題などがある。事務所協会皆様方の専門性をどう生かしていくかこの1年しっかり考え、検討し、実行したい」と、また都民ファーストの会の副総務会長の馬場信男先生より「明日、小池百合子知事から平成30年度の予算発表がある。将来に向け東京をどのようにつくっていくか待ったなしの状況が迫っている。皆様方と力を合わせてこれからの東京を構築する飛躍の年にしていきたい」とご挨拶をいただいた。その後、日ごろよりご指導いただいている東京都都市整備局の方々、関連団体の方々にご登壇いただいた。
会員の古希のお祝い(記念品贈呈)
 今年、古希を迎えた会員41名のうち8名の方が出席され、記念品の贈呈があった。代表して江戸川支部、株式会社アトリエイクスの青谷懿さんからの「70歳のお祝いを有難うございます。団塊の世代で日本を引っ張ってきましたが、これからは被介護者になります」とのお礼の言葉は出席者の笑いを誘った。……(皆様のおかげで今があります! これからもよろしくお願いします。: 記者の声)
懇親会
 一般社団法人日本建築士事務所協会連合会の佐野吉彦会長の「これからはエネルギッシュにやってほしい。東京の力で発信をしていただきたい」との力強い言葉と乾杯の発声で懇談へと移行した。
会場ではたくさんの丸テーブルが来賓用やブロック会ごとに配置されていたが、出席された方々はそこに留まることなく、交流を深めようとグラスを片手に席を移って会話を弾ませていた。テーブルごとの記念撮影でもそばにいる人に一緒に写ろうと声をかけ、和やかに寄り添っている姿があちらこちらで見られた。また、テーブルを回ってみると「これからは仕事がたくさん入ってくるのだろうか」、「オリンピックはどのようになるのだろうか」等の声はあったが、席で会話する人たちの顔は明るく見えた。
 中締めは中村栄太郎名誉会員が行い、なごりを惜しむなか、山下登副会長の挨拶で閉会した。
懇親会風景
奥山 安雪(おくやま・やすゆき)
建築家、建築設計アトリエ80主宰、東京都建築士事務所協会北部支部
1953年生まれ/野地建築設計事務所を経て1980年に独立/趣味は「書道」と「躰道」という武道
田口 吉則(たぐち・よしのり)
東京都建築士事務所協会会誌・HP専門委員会委員長・江戸川支部副支部長、株式会社チーム建築設計
1953年東京生まれ/(株)チーム建築設計代表取締役/2017年 東京都建築士事務所協会会誌・HP専門専門委員委員長
大平 孝至(おおひら・たかし)
東京都建築士事務所協会会誌HP専門委員会・台東支部監事、株式会社ダイリン一級建築士事務所
1984年 東京電機大学建築学科卒業/株式会社ダイリン一級建築士事務所勤務。マクドナルド、松屋、鳥貴族等、チェーン展開の飲食店の建築設計及び店舗デザイン設計をする。
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