受け継がれゆくふれあいの舞台
戸張 毅(東京都建築士事務所協会理事建築ふれあいフェア担当・板橋支部、有限会社日生建築設計事務所
オープニング。左より、佐藤登賛助会員会代表、戸張毅理事、植竹和重常任理事、児玉耕二副会長。
 「みんなでつくるみんなの街」をテーマに今年も建築ふれあいフェアが開催されました。植竹和重常任理事の開会挨拶にはじまり、かわいいくす玉が割られ、平日ではありますが華やいだ雰囲気のオープニングとなりました。
 恒例の行事ですが、建築設計という技能集団が、都民の皆さんとふれあいながら建築設計の魅力を伝えていく企画です。特にここ数年は、将来の建築士のたまごであるこども達に、その魅力を伝える催しが数多く企画され、成果もあらわれております。あちこちのコーナーでは、子どもたちの歓声や人だかりができ、スタッフはてんてこ舞いの状態にされました。特に中日の2日目は、都立美原高等学校生徒の皆さんによる迫力の和太鼓演奏、そしてフェアセレモニーと続き、新宿駅西口広場は、参加者と会員が一体となった温かみのある輝きの場となりました。これもご参加いただきました子どもたち、都民の皆さま、そして東京都建築士事務所協会の会員の皆さまのおかげと深く感謝申し上げます。
 最後になりますが、フェアを1年間かけて準備していただきました児玉耕二委員長はじめ、各委員・事務局の皆さまにあらためて感謝申しあげます。今後はこのフェアが都民に根づくことにより、東京都建築士事務所協会の伝統行事として、次の世代の人たちに受け継がれていくことを確信します。
戸張 毅(とばり・たけし)
東京都建築士事務所協会理事
1953年 東京都生まれ/有限会社日生建築設計事務所/板橋支部