北支部忘年会報告
宮﨑 勲(東京都建築士事務所協会北支部、株式会社宮﨑建築工房)
会場風景。(撮影:筆者)
 平成28(2016)年12月9日、赤羽駅近くの四季料理「いけ増」にて東京都建築士事務所協会北支部忘年会を開催しました。参加者は会員24名、来賓3名の計27名。北支部は会員数が28名なので参加率としてはよかったのではないのでしょうか。
忘年会挨拶では、北支部会員が力を合わせて取り組んできた活動の報告が、木佐貫正支部長、及び中込七男会員よりありました。
 中でもいちばん力を入れている木造耐震事業に関しては、昨今地震が多発していることもあって平成28(2016)年は前年より多くの一般診断を行ったことが報告されました。しかしながら肝心の補強工事に至る割合が少なく、今後に課題の残る結果となりました。また他事業として、木造住宅密集地域(木密地域)の問題、そして空き家対策の話がありました。
 特に木密地域の問題に関しては、忘年会のあとのことですが、12月22日に発生した糸魚川市の大火災が思い起こされます。北区の木密地域内で同条件の火災が発生した場合には、さらに甚大な被害が出るのではないかと予想されます。
2017年、北区が住みやすい街となるよう、気を引き締めるよい機会となった忘年会でした。
宮﨑 勲(みやざき・いさお)
東京都建築士事務所協会北支部編集員、株式会社宮﨑建築工房
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