平成29年新春交礼会
田口 吉則、倉持 健夫(東京都建築士事務所協会編集特別委員会)
挨拶する大内達史会長。後列は、山下登、竹松和利、加藤昇の各副会長と、西倉努会長代行。
高島直樹先生、川井しげお先生。
中嶋義雄先生、鈴木貫太郎先生、上野和彦先生。
左より、東京都都市整備局の青柳一彦市街地建築部長、
相羽芳隆市街地建築部建築企画課長、飯塚睦樹建築指導課長。
関係団体の方々と、乾杯の音頭をとる小林忠志神奈川会会長。
古希記念品贈呈。
会場風景。
 平成29(2017)年1月19日、恒例の新春交礼会が、東京・新宿の「ハイアットリージェンシー東京」にて開催された。
 明日は雪の予報という寒い日であったが、同ホテルの地階1階「クリスタルルーム」にて18:00より始まった交礼会は、来賓46名も含め、正会員・賛助会員合わせて225名が出席する盛会となった。
 桐朋学園大学音楽学部の女性ふたりのピアノとヴァイオリンによる快い演奏をバックに、ウエルカムドリンクのサビ-スをいただき、事務局の岩渕さんの司会で始まりました。
 はじめに、加藤昇副会長より開会の挨拶があり、今年は役員改選の年で、前日の役員候補者選出管理委員会および当日の理事会において、大内達史会長が引き続き次期の会長候補者として選出されたことが報告され、会場は大きな拍手が上がりました。そして大内会長と共に会長代行と副会長が壇上に上がり、代表して大内会長より新春挨拶があり、今年度にかける強い意気込みを述べました。
大内会長挨拶
 役員候補者選出管理委員会で会長候補に決まった。次期も会長を務めると4期ということになる。今期でやめようと思っていたが、現在進行中の機構改革をちゃんとやり遂げてからやめろという諸先輩方の声が多数あり、引続き会長候補者として名乗りを上げた。これから6月の総会まで副会長、常任理事、理事の選出があるが、それらの方々および皆様方と一緒に充実した協会づくりに励んでいきたい。東京会が全国のモデルになるよう頑張りたい。
来賓の方々からご挨拶
高島直樹先生(東京都議会自由民主党)。
 東京都ではラクビーのワールドカップとオリンピック・パラリンピックが開催される。これらを成功させることは大事であるが、その先の東京をどうつくっていくか? このことが問われるのがこれからの時間ではないかと思ってる。
 森記念財団都市戦略研究所による昨年の世界の都市総合力ランキングでは8年連続4位だった東京が、パリを抜いて3位に上昇し先が見えてきた(1位ロンドン、2位ニューヨーク)。これから私どもは、皆様方と協力して新たな東京をつくっていきたい。

川井しげお先生(東京都議会議長)。
 東京を地震に強いまちにすることや、2015年問題といわれた超高齢化社会を迎え、それに応えられるだけのまちづくりもしていかなければいけない。それには、皆様方の知恵と経験が必要だ。これからも東京のためにご尽力賜りたい。

 東京都議会公明党の中嶋義雄先生、上野和彦先生、鈴木貫太郎先生が登壇され、中嶋義雄先生が代表して挨拶されました。
 これからは、医療・保険・福祉の行政サービスも、環境・防災対策も、すべてまちづくりと切り離しては完結することができない。そういう意味でこれから皆様方の専門性をお借りしながら、われわれも一生懸命頑張っていきたい。

 その後、日ごろよりご指導していただいている東京都都市整備局の青柳一彦市街地建築部長、相羽芳隆市街地建築部建築企画課長、飯塚睦樹建築指導課長が紹介されました。
古希記念品贈呈
 古希を迎えられた会員29名の内12名の方が出席され壇上に上がりました。代表して堀秀彦様へ大内会長から記念品が贈呈されると、会場からは盛大な拍手が贈られました。
関係団体の方々の紹介及び乾杯
 次は、関係団体の方々のご紹介があり、井上俊之様、高橋吉徳様、前澤澄夫様、尾﨑勝様、鴛海浩康様、藤沼傑様、松村博様、松岡宏幸様、岸隆司様、居谷献弥様、栗田政明様、井上雅司様、小林忠志様、阿部功様、中川孝昭様が壇上に上がりました。
 その中で小林忠志神奈川会会長の音頭で乾杯の運びとなりました。
 歓談の途中では、川松真一朗先生(東京都議会自由民主党)の到着があり、急遽ご挨拶をいただきました。
中締め、閉会
 最後に、西倉努会長代行より閉会の挨拶があり、「本会は、来年私と同じ満70周年を迎える。新年度は周年事業に向けた委員会等も立ち上げる予定で、皆様には協賛金等など色々お願いしたい」とひとことを添えて、三本締めで〆ました。
出席の方々の声
 歓談中、埼玉会の佐藤啓智副会長が活動されているバンドの演奏を皆さん楽しまれていましたが、その中を割り込み、皆さんの今年の抱負をお聞きしました。
 今年は忍耐の年だ。/思い出に残ることをやりたい。/年寄が安心して暮らせる社会に貢献したい。/本会の多摩ブロックと都心部の格差がありすぎるので少しでも是正したい。/仕事において、オリンピック後のことを考えると今から自力をつけておかないといけない。/古希を境に日本全国旅行したい。/とにかく10kg減量。/支部会員を増やす。/品位と誠意と建築士としての誇りを持って良識ある団体の一員として頑張ります。/去年は病気がちだったので今年は健康第一。/ゴルフで30台を出したい。/ふれあいフェアを成功させたい。e.t.c.  全部掲載できませんでしたが、総じて健康のことが多かったようです。
田口 吉則(たぐち・よしのり)
東京都建築士事務所協会編集専門委員会副委員長、江戸川支部副支部長、株式会社チーム建築設計代表取締役
1953年東京生まれ
倉持 健夫(くらもち・たけお)
東京都建築士事務所協会編集専門委員、墨田支部副支部長、株式会社倉持設計工房
1970年生まれ/1992年 浅野工学専門学校 建築工学科卒業