熊本ではこれまでの常識を覆し、3日間に2度も震度7に襲われました。活断層が続けて動くことも判りました。これからの耐震改修は繰り返しの地震でも倒壊しない性能を実現することを求められます。低コストで木造住宅の耐震性能の低下を抑える技術があります。それは「制震テープ工法」です。
1. 耐震性能低下抑止効果
大きな制震効果と釘の緩み防止効果で耐震性能低下を抑止します。
2. コストパフォーマンス
構造用合板と制震テープを組み合わせると床天井間でも基準耐力6.69kN/mを実現。床天井の解体・復旧が不要となりコストダウンしますので、少ない予算でこれまで以上の耐震補強を実現できます。（建防協の技術評価を取得しているので助成金の対象にもなります）
3. 耐久性
実験により100年超の耐久性が確認されています。（アレニウス法促進実験） 2011年つくば市で耐震住宅と制震テープ工法住宅の比較振動台実験が行なわれました。
耐震住宅が徐々に耐震性を失い4回目にすすめなかったのに対し、制震テープ工法住宅は5回目でも耐震住宅の1回目以下の変位にとどまり、合板を留める釘に異常はありませんでした。 「制震テープ工法」の耐震改修での普及活動（講習・サポート）をしています。 また建築CG（建物外観やインテリアの完成予想図・工場の設備・防水層などの断面イラストなど）の制作も行なっています。 耐震改修工事