青年部会活動報告会開催
青年部会|令和4(2022)年7月14日@Web会議
倉部 広大(東京都建築士事務所協会青年部会幹事、株式会社三悦設計)
本会会議室からの発信。会議室には青年部会員12名のほか、児玉耕二会長、津田龍彦理事、神辺和幸理事が参加。リモートでその他の青年部会員と、北海道会、宮城会、栃木会、埼玉会、千葉会、神奈川会、新潟会、石川会、山梨会、大阪会、徳島会、香川会、熊本会、沖縄会の15会が参加した。
活動報告の画面。(撮影:筆者)
 令和4(2022)年7月14日に令和4年度第9回青年部会活動報告会を開催した。
 令和4年度第9回青年部会活動報告会は、昨年に引き続きZoomを利用したWeb会議とし、第1部は活動報告、第2部は参加者による意見交換会を行った。
第1部:活動報告
 第1部は初めに村田雅利部会長から挨拶があり、続いて児玉耕二会長より東京会の活動についてのお話しをいただいた。
 令和3年度活動報告は金本成叔副部会長より、令和4年度活動計画を太田宏正副部会長から発表された。
 令和3年度はwithコロナの中でも、感染者数が減少したタイミングを利用して、青年部会・賛助会共催ゴルフ会や、バーベキュー会等、直接顔を合わせる機会をつくることができた。また、コロナ禍により利便性の増した、Webを利用した講習会や交流会も合わせて開催することで、多くの会員や東京会以外の他会の方との交流も活性化された。建築模型を簡易に作成できる工作教室も、令和3年度は4作品を青年部会のホームページに掲載しており、継続的な活動を続けている。
 令和4年度は昨年までの活動を継続しながら、子どもたちへの建築の普及による社会貢献に、力を入れていくことを考えている。まずは、9月に開催される建築ふれあいフェアの1コーナーである建築ワンダーランドにて「ダヴィンチ橋」の作成や、上記の工作教室の配布等を行い、子どもたちの反応を確認したい。子どもたちの反応から改良を重ねて、よりよい活動にしていきたいと考えている。また、令和4年度もできる範囲で直接顔を合わせる機会を企画している。現状は10月に施設見学会、年末に忘年会を企画している。直接顔を合わせることは、同業種の仲間づくりには丁度よい機会なので、ぜひご参加いただきたい。
第2部:意見交換会
 第2部は意見交換会を行った。活動報告会には青年部会員以外にも、東京会だけでなく、15都道府県の他会から数多くの方に参加をいただいた。
 こういった多くの他会から参加いただくのはWebの利点である。来年以降は直接顔を合わせる会としたいが、同時利用することで多くの方に参加いただけるようにしたい。
 意見交換会は30分程度ではあったが、まずは東京会の青年部会員から、どういったイベントを開催したいか、青年部会に何を求めるかについて意見交換した。建築士事務所協会としての活動は年齢層に幅があるが、青年部会に所属することで近い年代での交流ができることを目的としているといった意見があった。
 その後、東京会以外の会との交流時間も設けた。新たに青年部会を設ける会や設置予定の会の紹介や、9月末に開催予定の全国大会を主催する熊本会の現状を聞いた。全国大会に参加される方も多いので、今回Web上ではあるが顔合わせをしたので、現地でよりよい交流ができればと思う。
 その後、他会の活動状況などを話し合って意見交換会は終了となった。
 1部、2部合わせて約1時間の短い時間ではあったが、現在の活動状況の報告、今後どういった活動がしたいかや他会との交流が持てたことは参加者にとってよい機会となった。
 青年部会では同年代の繋がりを持つことができる会で、共に年齢を重ね、一生付き合っていく業界の仲間ができる会でもある。会費不要なのでぜひ多くの青年に入会していただき業界を盛り上げていければと思う。
倉部 広大(くらべ・こうだい)
東京都建築士事務所協会青年部会幹事、新宿支部、株式会社三悦設計
1987年東京都生まれ/2008年 日本工学院専門学校卒業/2008年 (株)ビームス・デザイン・コンサルタント入社/現在、(株)三悦設計