VOICE
師走を迎え、会員各位、賛助会員の皆様も忙しくお過ごしのことと存じます。
年末にあたり一年を振り返えれば、日事連全国大会(令和4年熊本大会へ)、建築ふれあいフェア(Web配信へ)は、直前までの準備も実らず中止となりました。東京会としても盛り上がりの機運を削がれ、直接の情報発信もかなわず、例年に比べて寂しい秋となってしまいました。ぜひとも来年の開催に期待します。
東京2020オリンピック・パラリンピックの開催は、賛否両論の意見や背景がありましたが、建築に携わる者として新国立競技場がレガシーとして後世にどのようにに繋がっていくのかを見守っていきたいと思います。競技においては10代メダリストの誕生やパラアスリートの挑み続ける姿は驚嘆に値するものでした。
将棋の藤井聡太さんをはじめさまざまな分野でいわゆるZ世代の台頭があり、新しい時代の幕開けも予感させる一年でした。昨年から建築士試験の受験資格も改められており、われわれの業界においてもこれらの若い力といかに融合、協働していくかも喫緊の課題であるとも感じます。
末筆ながら取材、執筆、寄稿等でご協力いただきましたすべての関係者様へ感謝を申し上げますとともに、新年号でまたお会いできますことを楽しみにしております。
 それでは良いお年をお迎えください。
小嶌 哲(こじま・さとし)
東京都建築士事務所協会江戸川支部副支部長、小嶌建築設計事務所
1964年 千葉県生まれ/1987年 東海大学海洋学部海洋土木工学科卒業/住宅メーカ-・建設コンサルタント会社を経て2016年 小嶌建築設計事務所設立
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