

熱海の観光スポット「アカオハーブ&ローズガーデン」は約20万坪あり、四季の花々を楽しむテーマガーデンである。
園内で最も見晴らしの良い海を望む丘陵地にカフェ「COEDA HOUSE」(コエダハウス)がある。名前の由来は集めるという「CO」と、小さな枝「EDA」が集まって大きな木を表しているという。
コエダハウスの設計概要をウエブからの引用で見てみよう。
設計は、隈研吾氏によるもので、建物の中心から少し大きめの8センチ角のアラスカヒノキの角材を、寝かせながら積み重ねていき、天井に向かって広がっていくデザインが用いられている。
角材は、全部で1,500本、49層あり、部材と部材の接合部に拡張樹脂アンカー工法を用いた木積層工法をとっている。
また、鉄の七倍の引っ張り強度をもつカーボンファイバーロッドによって補強することで、大きな樹木のような形状を成り立たせている。
コエダハウスのある見晴らしのよい丘にはブランコが設置されていて、漕ぐと海に飛び込む感覚が得られる。

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