秋の信濃・甲州路へブロック研修旅行
支部だより:第4ブロック/練馬支部
田中 正裕(東京都建築士事務所協会目黒支部、有限会社櫂建築設計事務所)
松本城を背景に記念撮影。
日本浮世絵博物館。
 4年前、東京都建築士事務所協会杉並支部の日立エレベータ見学旅行に中野、豊島、板橋、練馬の4支部が参加したことがきっかけで、この5支部からなる第4ブロックの研修旅行が始まった。今回は練馬支部が幹事となって、2015年11月13〜14日、秋の信濃・甲州路を巡る旅となった。
 初日は国宝「松本城」を目指し午前8時に池袋を出発、途中高速の工事渋滞を迂回したことで松本到着が1時間遅れた。そのため当初松本で3時間の自由行動を予定していたが、2時間に短縮となってしまった。お城を背景に記念写真を撮った後、各自自由行動となった。市内で地元のグルメを味わう者、戦国のロマンを求めて松本城を見学する者、付近の「開智学校」へ足を伸ばす者、各々のペースで散策を味わった。
 2時間後、バスで20分ほど走り、松本市島立にある「日本浮世絵博物館」(設計:篠原一男)へ。建物の素晴しさもさることながら、浮世絵のコレクションの素晴しさに皆の足が止まった。
 秋の早い夕暮れと雨のせいで体も冷えてきたので一路、美ヶ原温泉へ。今年は松茸が豊作とかで秋の味覚を味わいつつ和やかな宴会となった。
 翌朝9時に、山梨のサントリーワイナリーへ向け出発。ちょうど新作ワインができたばかり。試飲を繰り返して、皆さんお好みのワインをお土産に購入。その後新蕎麦を味わうべく竜王の名店「そば蔵」へ、建物も見る価値のあるつくりで、蕎麦をつまみに一杯。皆気持ちよくなったところで、次の目的地を目指したが、予想以上に時間が掛かることが分かり、そこへは寄らず帰路に着いた。
 回を重ねる度に5支部のコミュニケーションは更に深まってきたようだ。
竜王の名店「そば蔵」。
田中 正裕(たなか・まさひろ)
建築家、東京都建築士事務所協会練馬支部支部長、有限会社櫂建築設計事務所代表取締役
1951年 新潟県生まれ/1977年工学院大学建築学科 山下司研究所を卒業/1979年(株)神谷・荘司計画設計事務所に入所/1989年ブラウン(株)嘱託の後、(有)櫂建築設計事務所を設立、代表取締役となる
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